彼はイスラエルの王であったが、ある日、バテシェバという人妻を得るために、彼女の夫、ウリヤが戦死するように部下に命じた。これは殺人であり、姦淫であり、隣人の妻を欲しがるという、出エジプト記の10戒のうちの3つを同時に破ったことだった。後に、この罪は、預言者ナタンの指摘により、明らかになり、彼はどこにも逃げることはできなかった。
この詩篇はそのときの、彼の心境と叫びを記録したものだ。
そのような決定的な罪の責めに対して、ダビデは心の底から悔い改めた。
多くの人は、そんな身勝手な悔い改めが赦されないと考える。
しかし、神はダビデの悔い改めを受け入れたのである。
ここに、私たちは神の愛の人知を超えた大きさを見る。
神の前の真実な悔い改めは、神は受け入れるのである。
ただし、中途半端なものでは、神に届かない。
しかし、ダビデは、神による、私たちの霊の再生を求めている。
Psa 51:10 神よ。私にきよい心を造り、ゆるがない霊を私のうちに新しくしてください。この祈りに導かれるとき、私たちは、どんなところからも再スタートが可能なのだ。
Psa 51:1 神よ。御恵みによって、私に情けをかけ、あなたの豊かなあわれみによって、私のそむきの罪をぬぐい去ってください。
Psa 51:2 どうか私の咎を、私から全く洗い去り、私の罪から、私をきよめてください。
Psa 51:3 まことに、私は自分のそむきの罪を知っています。私の罪は、いつも私の目の前にあります。
Psa 51:4 私はあなたに、ただあなたに、罪を犯し、あなたの御目に悪であることを行ないました。それゆえ、あなたが宣告されるとき、あなたは正しく、さばかれるとき、あなたはきよくあられます。
Psa 51:5 ああ、私は咎ある者として生まれ、罪ある者として母は私をみごもりました。
Psa 51:6 ああ、あなたは心のうちの真実を喜ばれます。それゆえ、私の心の奥に知恵を教えてください。
Psa 51:7 ヒソプをもって私の罪を除いてきよめてください。そうすれば、私はきよくなりましょう。私を洗ってください。そうすれば、私は雪よりも白くなりましょう。
Psa 51:8 私に、楽しみと喜びを、聞かせてください。そうすれば、あなたがお砕きになった骨が、喜ぶことでしょう。
Psa 51:9 御顔を私の罪から隠し、私の咎をことごとく、ぬぐい去ってください。
Psa 51:10 神よ。私にきよい心を造り、ゆるがない霊を私のうちに新しくしてください。
Psa 51:11 私をあなたの御前から、投げ捨てず、あなたの聖霊を、私から取り去らないでください。
Psa 51:12 あなたの救いの喜びを、私に返し、喜んで仕える霊が、私をささえますように。
Psa 51:13 私は、そむく者たちに、あなたの道を教えましょう。そうすれば、罪人は、あなたのもとに帰りましょう。
Psa 51:14 神よ。私の救いの神よ。血の罪から私を救い出してください。そうすれば、私の舌は、あなたの義を、高らかに歌うでしょう。
Psa 51:15 主よ。私のくちびるを開いてください。そうすれば、私の口は、あなたの誉れを告げるでしょう。
Psa 51:16 たとい私がささげても、まことに、あなたはいけにえを喜ばれません。全焼のいけにえを、望まれません。
Psa 51:17 神へのいけにえは、砕かれたたましい。砕かれた、悔いた心。神よ。あなたは、それをさげすまれません。
Psa 51:18 どうか、ご恩寵により、シオンにいつくしみを施し、エルサレムの城壁を築いてください。
Psa 51:19 そのとき、あなたは、全焼のいけにえと全焼のささげ物との、義のいけにえを喜ばれるでしょう。そのとき、彼らは、雄の子牛をあなたの祭壇にささげましょう。