これはカレブの信仰の表明である。彼のレポートは真実であり、彼の人生は主に対してまっすぐであった。他の民は、恐れのため、否定的なレポートしか出せなかった。しかし、彼の積極的信仰は、正しかった。
カレブが主張したヘブロンは、霊的に重要な場所だった。ヘブロンはとは、a seat of association という意味。訳せば、仲間の座であろうか。つまり、主にある民の関係性のための重要な座なのである。ここもアナク人の町であったが、それを勝ち取ることをカレブは宣言した。アナクとは巨人。ヘブロンは、キリヤテーアルバすなわち、(巨人)の4つ(アルバ)の町(キリヤテ)という意味。巨人の打倒は、イスラエルの使命であった。
そもそもカナンの地の偵察は、民数記13章にあるできごと。民は、カレブのレポートを受け入れず、その結果、荒野の40年が経過した。カレブは40歳、そして40年後カナンに突入し、五年が経った。彼は85歳で、現役と同じ力を持っていた。彼の肉体は、彼の霊性と等しく強健であったのだ。
カレブは、現代の信仰人の模範である。今も、私たちはヘブロンを霊的「巨人」の手から奪回しなければならないのだ。
(Jos 14:1)
イスラエル人がカナンの地で相続地の割り当てをした地は次のとおりである。その地を祭司エルアザルと、ヌンの子ヨシュアと、イスラエル人の諸部族の一族のかしらたちが、彼らに割り当て、
(Jos 14:2)
主がモーセを通して命じたとおりに、九部族と半部族とにくじで相続地を割り当てた。
(Jos 14:3)
モーセはすでに二部族と半部族とに、ヨルダン川の向こう側で相続地を与えており、またレビ人には、彼らの中で相続地を与えなかったからであり、
(Jos 14:4)
ヨセフの子孫が、マナセとエフライムの二部族になっていたからである。彼らは、レビ族には、その住むための町々と彼らの所有になる家畜のための放牧地を除いては、その地で割り当て地を与えなかった。
(Jos 14:5)
イスラエル人は、主がモーセに命じたとおりに行なって、その地を割り当てた。
(Jos 14:6)
ときに、ユダ族がギルガルでヨシュアのところに近づいて来た。そして、ケナズ人エフネの子カレブが、ヨシュアに言った。「主がカデシュ・バルネアで、私とあなたについて、神の人モーセに話されたことを、あなたはご存じのはずです。
(Jos 14:7)
主のしもべモーセがこの地を偵察するために、私をカデシュ・バルネアから遣わしたとき、私は四十歳でした。そのとき、私は自分の心の中にあるとおりを彼に報告しました。
(Jos 14:8)
私といっしょに上って行った私の身内の者たちは、民の心をくじいたのですが、私は私の神、主に従い通しました。
(Jos 14:9)
そこでその日、モーセは誓って、『あなたの足が踏み行く地は、必ず永久に、あなたとあなたの子孫の相続地となる。あなたが、私の神、主に従い通したからである。』と言いました。
(Jos 14:10)
今、ご覧のとおり、主がこのことばをモーセに告げられた時からこのかた、イスラエルが荒野を歩いた四十五年間、主は約束されたとおりに、私を生きながらえさせてくださいました。今や私は、きょうでもう八十五歳になります。
(Jos 14:11)
しかも、モーセが私を遣わした日のように、今も壮健です。私の今の力は、あの時の力と同様、戦争にも、また日常の出入りにも耐えるのです。
(Jos 14:12)
どうか今、主があの日に約束されたこの山地を私に与えてください。あの日、あなたが聞いたように、そこにはアナク人がおり、城壁のある大きな町々があったのです。主が私とともにいてくだされば、主が約束されたように、私は彼らを追い払うことができましょう。」
(Jos 14:13)
それでヨシュアは、エフネの子カレブを祝福し、彼にヘブロンを相続地として与えた。
(Jos 14:14)
それで、ヘブロンは、ケナズ人エフネの子カレブの相続地となった。今日もそうである。それは、彼がイスラエルの神、主に従い通したからである。
(Jos 14:15)
ヘブロンの名は、以前はキルヤテ・アルバであった。アルバというのは、アナク人の中の最も偉大な人物であった。そして、その地に戦争はやんだ。